2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ケアマネさんからの電話。

母が旅立ってから一月が経った。 少し落ち着いてきた。でも、寝る前の睡眠導入剤は手放せない。 ほんとに、睡魔が襲ってから電気を消すようにしている。 夕方、お世話になったケアマネさんから電話があった。 中国から、帰化した方であるが、母に特別な気持…

母施設に入る。

母がまだ、自分で動ける間はよく一緒に食事に行った。 海沿いを走って道の駅で食事したり、山の中にある蕎麦屋に行ってみたり。。。 でも、次第にそそうをするようになってしまった。 昔から食べることの大好きだった母は、消化できなくなったのにもかかわら…

母のその後。

当然のことながら、 母はすっかり年取ってしまった。 きっと彼女は最後まで、あの気味悪いゆうのことを信じていたに違いない。 取り返したお金は半分になってしまったが、きっとあいつの家族はばらばらになったに違いない。 ふつうの泥棒ではない。認知症の…

盗人3

ところがである、私の涙が効いたのかどうだったのか。 ゆうは裁判に掛けられることとなった。 デブの弁護士に依頼する。娘の知り合いの旦那だったから、断りようもなく、いや、その無能ぶりにまだ気が付いていなかったのだ。 彼は言った。 財布触りましたね…

盗人2。

監視カメラを堪忍すると、しっかり母の財布からお札を何枚か、抜き取る様子が、ばっちり写っているではないか。 すぐに警察にも連絡する。 刑事さんも駆けつけて、現場検証をする。母の寝室を指さしてみたり、指紋を取ってみたりと、写真を撮るさまは、検事…

盗人。

母のところにかかたずけに通い始めて、おかしなことに気が付いた。 通帳から、毎週10万ずつ引き出されているのだ。 通帳はちゃんとあり、押し売りのような気配もない。 銀行にはタクシーでいつも通っているのも確認した。 どうしても腑に落ちない。 ところ…

孫と母。

何ということでしょう。 私には孫が5人。娘の女の子3人。息子に男の子と女の子と一人ずつ計2人。 思いもよらず、この10年で5人である。 うれしいやら、驚くやら。 娘には本当に孫の出産で、ぼろぼろにされた。 なんといっても、母がおざなりになってし…

婿のこと。

婿は苦手だ。いや、好きになれない。 婿と初めて会ったのは、彼が研修医のときだった。 娘が、網膜剥離で入院していたとき、うすうす聞いていたから、大学病院の廊下で、すれ違ったとき、ネームプレートを見て、すぐに気が付いた。 なんと、頼りなさそうな八…

あーちゃんの事2

あーちゃんには、あーちゃんの彼氏のお友達を紹介してもらったが、いまいち。 私はめんくいだから、申し訳なかったけれど。。。 彼女とは、その後、年に数回あったり、彼女が実母を引き取ってから、お母さんともときどき会っていた。 私のしている仕事の商品…

あーちゃんの事。

あーちゃんとは、昔の親友のことだ。 中学時代から、急速に仲良くなって、母から、 あんたたちが帰るときは、ずいぶん前から、賑やかにきゃあきゃあ笑い声が聞こえるからすぐに判ると、言われていた。 ずいぶん離れた彼女の自宅にも泊まりに行ったものだ。冬…

わたしのじまん。

私は決して、美人ではない。 でも、よく褒められることが、3つある。 エステでの背中。なんのシミもなし、きれいらしい。 水泳のクロール。どこで泳いでも素晴らしいと、褒められる。 そして、胃の中。20代の人のように、どこにも傷がなく、ピロリ菌に侵…

50才の同窓会。

もう、数年前になるが、還暦の同窓会があった。 今でも仲のよい同級生と主人に送ってもらって参加。 久しぶりにいろんな人と逢うことができた。 以前にも書いた通り私は色黒のずんぐりむっくりで、短大に入るまで、残念ながら、だれからも告られたことがない…

姑2。

姑からは、将来のために、メモしておこうかと思うぐらいに嫌がらせをされたものだ。 最初が、主人との婚約指輪を決めるとき、主人の実家に宝石商を招いてくれて、指輪がたくさん入った箱を広げてもらい、わあ~!すごい!と、感動して、ゆっくり見ようとした瞬…

姑。

8月30日に自宅に戻ってきた。 9月1日からコロナで休みの孫守である。 小学生がふたり。もう、手がかからない。気晴らしに丁度よかった。 最初の二人は1歳半しか変わらないから、その忙しさと言ったらなかった。 しかも、切迫流産の可能性があったので…

納骨

葬儀当日母の遺骨の分骨を残して、納骨する 住職から49日すぎてから、納骨するものです。と言われる。 知っている。そして、7日ごとに、お経を唱えてもらって、そのたびにお布施を包む。と、いうことですよね。 知っています。お経、それになんの意味もない…

母の葬儀2

昨日は途中で切れてしまった。 焼き場には5人しか入れないと言われ、お骨を拾うときだけ入れ替わる。 孫たちが落ち着いていて、うれしくもあり、驚きでもある。 後に、長女のRが、成績が上がるようにとぱあちゃんに祈ろうとつぶやいていたそうだ。ばあちゃ…

母の葬儀。

8月30日出棺。 娘と孫が8時15分に到着。 母の遺体と最後の別れ。 すがっておいおい泣く。 お花を孫たちと体の周りに詰めていく。 印鑑を探すときに見つけた、扇とダンスのために購入した黒のキラキラストール一緒にいれる。 額に頭を付けると冷たい。ドラ…

母の死2

やはり昨夜は疲れていたらしい。 母の命日は28日。娘の誕生日の前日だった。 やがて主人が戻ってきて、一安心する。 夕方、印鑑を受け取りに、おデブさんが現れる。 話し方に違和感。 なにか命令されているように感じる。 新聞欄には、死亡通知はコロナ禍…