50才の同窓会。

もう、数年前になるが、還暦の同窓会があった。

今でも仲のよい同級生と主人に送ってもらって参加。

久しぶりにいろんな人と逢うことができた。

以前にも書いた通り私は色黒のずんぐりむっくりで、短大に入るまで、残念ながら、だれからも告られたことがない。

私の好きだった人は、他の高校に行ったので、高校時代は、好きな人もいなかった。

交換日記を親友としていたが、まあ、ちょっと好きがかすったぐらいで、思いつめるほどの男の子は皆無だった。

ところが、50才の初めての同窓会で、私を好きだという人がいたことを知る。

S君という、体育会系のスポーツマンで、ひそかに人気があったと記憶している。

彼が、私を好きだったらしいと同級だったはとこが教えてくれた。

なんでも、同級生で集まった時に好きだった女の子を言い合ったらしい。

びっくりだ。ほんとうに驚いた。自分はモテない学生時代だったと思い続けていたから。しかも、かっこよかった男の子が、私をすきだったなんて。

真面目に生きてきた甲斐があったというものだ。

それまでもそれからも

還暦の同窓会のときに、やっと姿を見せたS君が、私の前に座ってきた。キタキタ!!!!

あのころ君は色白で、おでこが広くて。。。と、とつとつと話す彼。

今どこに住んでるの?

いまもサッカーを子供たちに教えているんだ。と話してくれる。

相変わらずのスポーツマンらしい。

やっぱり、私を好きだったんだあ。。。と確信する。

ありがとう神様。ご褒美をありがとう。

今まで、キチンと生きてきたご褒美だね。感謝感謝。