母の死2

やはり昨夜は疲れていたらしい。

母の命日は28日。娘の誕生日の前日だった。

やがて主人が戻ってきて、一安心する。

夕方、印鑑を受け取りに、おデブさんが現れる。

話し方に違和感。

なにか命令されているように感じる。

新聞欄には、死亡通知はコロナ禍の中では出さないのが普通。。

また、弔問客は通夜前一時間のみ。それをこえて、通夜の最中に弔問に来られると、僧侶が読経に集中できないから。

そして、極めつけが、帰り際、歩きながら、あ、マスクは必ずしてください必ずですよ!

えっ? どうしてこちらが命令されているの?わけわかんない。

次に来た時に怒り心頭で、厳しく注意する。

こちらがお金をはらうのに、なぜ命令されなければならないのか。

きっと今まで、おでぶと出会った方々は皆素直な喪主ばかりで、従ってきたのだろう。

次から態度が軟化したので、一応気持ちを収める。

次の朝納棺する。泣いてすがる。本当に嫌だ。

祭壇も立派にできて、介護施設やら、燐保斑からの方々が弔問に来てくださった。

ありがたい。うれしかった。

グダグダと長い私にはさっぱりわからないお経。そして下手な説法。いつもの坊さんだがうんざりする。

そして、請求書のようなものを出される。

お布施20万。 戒名5万。永代供養料30万。これには3万歯科入れなかったが、ご仏前泥棒にあった感じである。実際それより高かったが。。。

こんなもので食べている坊主たち。恥ずかしくないのだろうか。そもそも、戒名というものが浄土真宗にはなくて、法名量と称して、徴収しているから、蚊ねのためには間でも考えるもので。開祖の法然さんはどう思うだろうか。。。

どちらにしても、この寺との縁はこれが最後。私の出た家系は母で絶える。