母の葬儀2
昨日は途中で切れてしまった。
焼き場には5人しか入れないと言われ、お骨を拾うときだけ入れ替わる。
孫たちが落ち着いていて、うれしくもあり、驚きでもある。
後に、長女のRが、成績が上がるようにとぱあちゃんに祈ろうとつぶやいていたそうだ。ばあちゃんはひ孫の神になったようだ。
葬儀の始まる前、隣保斑の方や、区長さんがお悔やみに来てくださる。
区長さんは、母と兄をとてもよく知っていらして、又涙があふれる。
兄の知り合いとお話ししたのは はじめてである。
それも、母が兄と仲良くなってくれないかと話した様子で、最後まで、兄の事を心配していたのだな、と痛感する。
看護師さんで、苑を離れたМさんもきてくれる。
いつも心配していたようだありがたい。ゆっくり母の話をする。
コロナのせいで、家族葬だったので、全員で、私と主人と娘と孫娘たち。
少ないけれど、よい葬儀だったと思う。
葬儀後、納骨もすませる。分骨した小さい骨壺をもってかえる。
お寺から、請求書を渡される。
布施20万円 法名料 5万円 永代経 30万円。
本当に驚く。葬儀屋にすべてややこしいところを任せ、経だけあげてこの価格だ。
まさに坊主丸儲けである。
私の出た家はこれで滅びる。これで、この寺とも縁切りである。
私が仏教を信じなくなったきっかけも、ここの住職の姑であった。
衣替えの白反物は今は使わないから、お金をよこせというではないか。
何という卑しい人間であろうか。こんな人間が、寺をつぶしていくのであろう。