納骨

葬儀当日母の遺骨の分骨を残して、納骨する

住職から49日すぎてから、納骨するものです。と言われる。

知っている。そして、7日ごとに、お経を唱えてもらって、そのたびにお布施を包む。と、いうことですよね。

知っています。お経、それになんの意味もないことも。

母を看取るまで、時間があったから、いろいろ考えて、悩みもした。

しかし、あのすべてのお骨を嫁ぎ先の家に持ち帰るのは、どうなんだろう。。。

考えた末、分骨だけ、持ち帰り、二階に小さな祭壇を作った。

主人も娘も賛成してくれた。

もともと、母は魂になって、私たちの近くにいてくれているはず。

49日過ぎて、京都の大谷本病に分骨するまで、仮住まいである。

コロナのせいで、いつになるかわからないが。

父も、兄も、そこに先にはいっているから、寂しくないであろう。

それまで、一緒にいようね。

最後の日、母が珍しく振り返った。

正直、運転に疲れてきて、母もこの状態でいるよりも、早く生まれ変わったほうがいいかもしれないなとど、主人に話しながら言ったのがきこえたのかな。

いやいや、近所で一番仲のいいはっちゃんが、迎えに来たんだね。

一日前に亡くなっていたなんて、思わずよかった!と叫んでしまった。

一緒に逝ったんだね。寂しくなくていいね。と。